広沢中学校50年の歩み
50周年記念誌より

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挨拶

創立50周年記念事業実行委員会長  加藤 昭二

学制改革により、桐生市立広沢中学校として、昭和22年4月に創立されて以来50年、この節目の年に記念式典や各種の記念事業の一つとして、この記念誌を発刊いたしました。
発刊にあたり、学校をはじめ、地元の諸先輩、PTA関係など、たくさんの皆様のご協力をいただきまして、内容に実のある記念誌ができあがりましたことは、関係各位と共に大きな喜びとするところであります。
初代校長の大沢賢視先生は、常に質実剛健を唱え、たゆまざる努力の積み重ねこそ教育の神髄であるとして、地味ではあるが地域社会に密着したしっかりと大地に足のついた教育を実践されました。この意志が、現12代塚越校長先生に至るまで50年間脈々と受け継がれてまいりました。その成果は、いまさら申し上げるまでもありませんが、生徒の学力、運動力、進路、生活指導等どれを見ても立派な実績を積み上げてまいりました。そのご努力に対し、地域住民の一人として心より感謝申し上げます。
また、昭和26年に木造二階建ての校舎が落成、29年に校庭新設、57年には鉄筋三階建ての現校舎、白亜の殿堂が落成、近年では、体育館やプール等が改築され、立派な学び舎が完成しました。これらの事業に関係された市当局をはじめ、学校やPTA、そして地元の先輩諸兄等、幾多のご努力が今日の発展の礎となり、地域住民や父母の願望する健全なる学校教育の推進に、大いなる力となって役立ってまいりました。
この記念誌には、これら広沢中学校半世紀の歴史があますことなく綴られております。次世代の生徒や関係者に伝えて、過ぎし日の輝かしい足跡が将来の発展と充実につながる一助となるよう願っております。
終りに、この記念誌発行に際し、ご尽力、ご協力いただきました関係各位、ご寄稿賜りました皆様に深く感謝申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。

桐生市立広沢中学校長  塚越 全子
8,549名の卒業生を送り出し、287名の在校生が学ぶ広沢中学校は、ここに創立50周年を迎えました。
過去の記録や先輩のお話の中に、戦後の何もない時代から地域の方々が総力をあげ、子弟の教育のために血の滲むような努力を続けてこられた様子を窺い知り、たゞたゞ敬意と感謝の念でいっぱいです。
この度の50周年記念事業においても、PTAの皆さんが中心となり、地域全体でバザーを盛り上げ、模擬店の出店など、この記念誌発刊のためにご協力下さいました。また、水沢石材店様のご好意により、「校歌」の碑をご寄贈頂きました。
広沢中に学び、巣立つ子どもたちは、生涯、母校を「心のふるさと」として愛し、誇りとして、広く国際社会の中で、心豊かにたくましく生きぬいてくれるものと信じます。
広沢中学校の永遠の発展を祈念し、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、関係各位に心よりお願い申し上げごあいさつといたします。
PTA会長  齋藤  明
広沢中学校創立50周年の節目の年にあたり、記念事業の一つとして、この記念誌が発刊されますことは、本校半世紀の歴史と伝統、多くの実績を確認し、次の世代への橋渡しとなる、重要な役割を持った、非常に意義深いものと考えます。
現在は、快適な環境の中で、生徒がのびのびと学習に励んでおりますが、50年の間には、幾多の苦難があったことと推察されます。これらを乗り越え、今日の充実のためのご努力いただきました、市当局、学校、地域先輩の方々に対して、PTAを代表して、心より感謝申し上げます。
私達PTAも、家庭と学校が一体となり、生徒の健全なる育成を願い、環境整備への協力、自身の資質を向上させるための研修を重ね、なお一層の充実を画すことが偉大なる諸先輩へのせめてもの報恩と考え、努力したいと思います。今後とも、一層の御指導賜りますよう、お願い申し上げます。
最後に、この記念誌発刊にあたり、ご寄稿賜りました各位様、編集にご尽力されました校長先生をはじめ諸先生方、生徒の皆さん、区長さんや地域の先輩の方々、並びにPTA役員の皆さんに対し、深く感謝申し上げまして御礼のご挨拶といたします。


祝辞

創立50周年を祝して  桐生市長  日野  茂
広沢中学校の創立50周年、誠におめでとうございます。また、このたびその歩みを克明に綴る記念誌が発刊されますことは実に意義深く心からお慶び申し上げる次第であります。
昭和22年4月、全国一斉に新学制下の中学校が発足する折、市内各地の中学校と共に広沢中学校も開校されました。当時は、前身の広沢国民学校高等科の教室を転用するだけでは足りず、小学校の校舎を間借りし、また机や教材・教具の貸与を受けながらのスタートであり、終戦直後の貧しい時代における関係各位の中学校教育に尽くすご労苦は並大抵ではなかったものと拝察いたします。
その後、昭和26年には新築校舎が落成され、本市教育のいよいよの充実が図られる中、広沢中学校もまた激動の時代を経て現在に至るまで多くの方々に支えられ、着実な発展を遂げております。その間、多くの前途有為な卒業生が巣立ち、立派な社会人としてご活躍されていることと存じますが、これもひとえに、歴代校長をはじめ諸先生方の教育に寄せる熱い思いと真摯なご指導、そして地域後援会やPTAの皆様が、子供達に注ぐ愛情と献身的なご協力の賜物であります。
ここに慎んで深甚なる敬意を表し、心からの感謝を申し上げる次第であります。
教育は『国家百年の大計』といわれ、古今東西を問わず健全な社会を形成していくために重要な役割を担っておりますが、急激な社会変化に伴い子供達を取り巻く環境も様変わりしており、その時々の状況に応じた適切な教育を実践していくことは容易ならぬことであります。しかしながら、社会の将来を見据えたうえで、心身共に健やかな人間を育成していくことこそが教育の使命であり、殊にその基礎を築くべき義務教育が担う役割と、寄せられる期待は極めて大きいものであります。
在校生および保護者の皆様、ならびに関係各位におかれましては、諸先輩方が積み重ねた努力と成果のおかげで現在の広沢中学校が築かれていることを再認識していただきながら、その確固たる土壌と輝かしい実績を次代に継承していただければ幸いに存じます。
本市の教育行政といたしましても、歴史と伝統を誇る桐生の地で脈々と受け継がれる気質や地域性を大切にしつつ、地域はもとより広く世界に貢献できる子ども達をはぐくんでいけるような、教育環境を整えてまいりたいと考えております。
この記念すべき創立50周年を契機として、広沢中学校がますます充実・発展されますことを心から祈り、また関係各位におかれましては、本市教育行政の進展のために、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げたいと存じます。
終りに、このたびの記念誌発刊にあたり、大変なご尽力をいただいた桐生市立広沢中学校創立50周年記念事業実行委員会の皆様方に、ご慰労と深い感謝を申し上げ、お祝いの言葉といたします。

創立50周年に寄せて

桐生市教育委員会
教育長 矢村 晉一

桐生市立広沢中学校創立50周年おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
本校は昭和22年4月19日に創立され、広沢小学校を仮校舎として授業を開始し、昭和26年に校舎を新築いたしました。
第二次世界大戦後の学制改革によって本校が開校したわけですが、当時は戦後復興の真っ最中で、物資が乏しく、教材・教具はもとより、生徒用の机、椅子にいたるまで不足し、学習の場として満足できるものではありませんでした。そのような困難を乗り越え、校庭の新設や校舎の増築を進められた、歴代の校長先生をはじめ、多くの先生方のご苦労はさぞかし大変なものであったと推察いたします。特に、学校の施設設備の充実については、PTAをはじめ地域の皆様に温かく支えていただきました。心から御礼を申し上げます。
実践研究の面では、昭和53年から統計教育の県・市研究指定校になり、県の統計グラフコンクールにおいて5年連続学校特別賞の栄誉を得ました。平成元年からは文部省・市指定心身障害児理解教育推進校として交流教育を進め、さらに平成7年からは社会福祉協力校として地域の奉仕活動等に取り組み、いずれも大きな成果をあげております。
現在は、近代的な校舎・設備に恵まれ、素晴らしい教育環境が整い、教育内容も充実しております。
これからの社会は、より変化の激しい時代になると思われます。その変化に「自ら主体的に対応できるたくましい人間の育成」を目指し、地域の教育・文化の核として、ますます地域から愛される学校になってほしいと願っております。
創立50周年を契機に、広沢中学校のさらなるご発展をご祈念申し上げて、お祝いのことばといたします。